第36章 ☆怪・人・放・送
賢吾「京都のザ・ホールが消滅してから…天高に降り注ぐコズミックエナジーの数値はやはり日増しに増量している。ひょっとしたら…残りの十二使徒が続けざまに生まれるかもしれない…」
ユウキ「うぅ~…」
友子「まだ会ってないのは…牡牛座、双子座、射手座、山羊座、水瓶座、魚座の6人」
弦太郎「なるほどな!でも安心しろ!コズミックステイツの力を手に入れた今、フォーゼは最高に強いぜ!!」
ユウキ「だよねだよねー!ホロスコープスが束になってかかってきても~、負けないよきっと!」
「これが答えです!!」
「「「『??』」」」
バシャッ!!
ある女子生徒が男子生徒に水を掛けた
「「「「おぉ~…!!!」」」」
女子生徒は嬉しそうに食堂を出ていった
「ちょっ…」
男子生徒はそれを追いかけた
友子「あ…。水も滴るいい男…」
ユウキ「えっ…?あ、あれって!ジーンのアドバイスを実行したんだ!!」
流星「ジーン…?」
『?』
賢吾「誰だそれは」
弦太郎「えぇぇっ!!?3人とも…ジーン知らねぇの!?」
ユウキ「ミルキーナイトカーニバル!って、今人気のDJ!正体不明なんだけど、天高生だって噂っ!」
前から歩いてくる女子生徒もジーンの話題だった
『ふーん…』
JK「弦太郎さんも聞いてるんスか!?」
弦太郎「トーゼン!!俺はジーンの大ファンだぜ!!」
JK「おっ!」
弦太郎「歌がいい!」
JK「からの!?」
弦太郎「奴が歌うテーマソングが、胸に染みる!!」
JK「そして!?」
ユウキ「えー!いいのはトークだよっ!歌はギャグでしょ!わざと下手に歌って、リスナーの心を和ませてるんだよ~!」
友子「そういうセンスも含めて、ジーンは最高なんだと思う」
ユウキ「でも、誰なんだろジーンって…!!あ、JKなら知ってるんじゃない!?」
JK「!!いえ!?知らないッスよ!?」
『(声裏返ってない…?)』
弦太郎「学園一の情報通まで欺く完璧なガード…!!よし!!俺はジーンを探し出して、ダチになるぜー!!」