第35章 ☆天・穴・攻・防
宿へ行き、みんなでお風呂に入った
優希奈はユウキに卓球勝負を挑まれていた
も挑まれたが無視
黙って部屋に戻り、テレビを見ているとメールが
メールは賢吾からだった
『え…。男子部屋に来いって…』
気は進まないが賢吾たちの部屋へ向かった
きっと石碑のことだろう
―――――
コンコンッ
ガチャッ
『はぁ…大杉先生に見つかるとこだったぁ~…』
賢吾「すまない。かなり大荷物でな。それに高村には話せない」
流星「ユウキくんは?」
『優希奈ちゃんと卓球勝負中』
弦太郎「おっ!じゃねぇか!」
『うん♪って…大丈夫…?』
布団には横になっている弦太郎が
弦太郎「あの後嵐山行って…人力車引かされて…もうクタクタだ…」
『あはは…お疲れ…』
流星「かなり手強い相手だ…。このままだと…フォーゼの活動に支障をきたす」
JK《3年の高村優希奈か…》
流星はバガミールでラビットハッチと通信していた
JK《そんな派手な噂も聞かないッスけどねぇ~》
友子《そういう人間ほど…思い込んだ時が怖いの。ふふふっ…》
美羽《その子嫌いになれるような態度をわざと出来ればいいけど。弦太郎には無理ね~》
隼《確かに。弦太郎だと、フォーゼだってことを秘密にするのが精一杯か》
流星「ん?おい。おーい」
ラビットハッチは誰もいなくなった
流星「おーい!!」
賢吾「ちょっと見てくれ」
みんなはパソコンを見る
賢吾「これが破壊された石碑の元の形だ」
流星「マルとバツか…」
弦太郎「何かフォーゼみたいだな」
弦太郎はフォーゼに変身した
弦太郎「ほら!このマルとバツ」
フォーゼの右腕にマルが、右足にバツがあった
流星「また無駄に変身する…」
賢吾「いや、調度いい。如月」
弦太郎《ん?》
賢吾「右足で立って左手を挙げろ」
弦太郎《ん?こうか??》