第33章 ☆超・宇・宙・剣
『嫌…!こんなの嫌だよ…っ!』
賢吾「如月!!!!」
賢吾も慌てて駆け寄る
賢吾「如月!如月!!」
弦太郎「……………」
賢吾「し…死んでる…」
ユウキ「嘘…嫌だよ…!」
賢吾「朔田貴様!!!今までアリエスに近づくために…俺たちをずっと騙してきたんだな!!!」
朔田「…親友を救うにはそれしかなかった…」
賢吾「自分の友達を救うために…!!他人の友達を奪っていいわけがない!!俺は絶対お前を許さないぞ!!」
流星「……………」
山田《ふっ…》
隼《よくも…!よくも弦太郎を!!!》
隼はパワーダイザーで流星とアリエスの元に向かうが、アリエスのオーラでパワーダイザーが動かなくなってしまった
そして隼が中から転げ落ちた
そして他のみんなも――――――
山田《ははははっ…!ははははっ…!》
ドォンッ!!ドォンッ!!
いきなりアリエスを攻撃
『誰…?』
現れたのはメテオのバイク
そして賢吾のパソコンが鳴り響く
タチバナ《歌星賢吾くん!今だ!如月くんを連れて逃げるんだ!》
流星「(タチバナさん…!?)」
賢吾「あなたは…?」
タチバナ《早くしたまえ!!》
賢吾「…!行くぞ…!」
『私…残る…』
賢吾「何…!?」
『戦えるの…私しかいないでしょ…?』
賢吾「…」
『みんなを守る…。星の姫として…。オリオン、賢吾くんたちについて行って。弦太郎くんをお願い』
オリオン《わかった。信じろ》
『うん…!』
賢吾は弦太郎を連れて行った
山田《死体を抱えて逃げるとは…よくわからん…》
『死体じゃないよ…』
山田《ん…?》
『弦太郎くんは生きてるから…』
山田《ははははっ!死体は死体だ。死んだんだ!》
山田は去った
残されたのはと流星
沈黙が流れる
流星「…俺は裏切り者だ…だが…二郎が助かるなら…それでいい…」
『…ダメだよ…嘘は…』
流星「え…?」
『それでいいなんて嘘だよ…本当は…弦太郎くんたちと…友達になりたかったんでしょ…?本当の朔田くんで…』