第31章 ☆先・輩・無・用
JK「ふぅ」
友子「大丈夫?」
ハルを連れてさっきの場所に戻ってきた
蘭はハルにストラップを渡した
ハル「蘭…まだ友達でいてくれるの…?」
蘭「当たり前でしょ?私たちの高校生活は、今からよ」
ハル「僕…スイッチなんかに頼らなくても…強くなる」
弦太郎「よかったな!後輩!」
蘭「先輩!私たちも、仮面ライダー部に入部させてください!」
「「「「えぇっ!?」」」」
弦太郎「ど…どうする!?」
ユウキ「どうしよっか!?」
賢吾「…………」
JK「新部長、いざとなると決断力ないなぁ!」
ユウキ「あ…いや…」
賢吾「そうだなぁ…。取り合えず仮入部だ。彼の体が回復して、元気になったら2人で制式に入部したらいい」
『そうだね』
友子「その時は…歓迎するね」
ハル・蘭「よろしくお願いします!」
ユウキ「よーし、一件落着!これで仮面ライダー部も新学期スタートだねー!」
JK「いや…そう簡単にも…いかなさそうっすよ…?」
JKが指差すところには大杉が
『で…出た…』
―――ラビットハッチ―――
大杉「仮面ライダー部など俺は認めん。なぜなら顧問のいない部活は校則で禁止されてるからだ」
ユウキ「やっぱり…」
大杉「よってこれからは…俺が顧問になる!」
「「「「『えぇっ!!?』」」」」
大杉「人知れずお前らのこの学園を守るなら、顧問である俺がお前らを守る!生徒を守るのが、教師の役目だ!!」
弦太郎「ありがとう先生!!見直したぜ!!」
大杉「如月ー!!城島ー!!歌星ー!!あ、朔田!」
流星「!!」
大杉「お前も仮面ライダー部だったのか…!?」
流星「は…はい」
大杉「お前らー!!」
ユウキ・弦太郎「先生ー!!!」
何故か抱き合う3人
弦太郎・ユウキ・大杉「大杉キターーー!!」
ピシッ…
流星「!!」
流星の時計が割れた
流星「(二郎からもらった時計が…!)」
『それ…』
流星「…」
『何かが…起きる…』
流星「え…?」