第31章 ☆先・輩・無・用
フォーゼはハエの大群へと形を変えたムスカに苦しめられていた
しばらくするとみんなが走ってきた
賢吾「あの状態じゃリミットブレイクはできない!」
弦太郎《賢吾!例のスイッチは!?》
賢吾「それが…ハッチから消えていた」
弦太郎《消えたって…どういうことだよー!!》
大杉「はっ…もしかして…」
大杉のポケットから38番スイッチが
『あーー!先生、それ!!それです!!』
は大杉からスイッチを受け取った
『弦太郎くん!!これーー!!』
スイッチをフォーゼに向かって投げる
弦太郎《ネットスイッチ!?何で!?》
『大杉先生が持ってたの!』
弦太郎《何で!?まぁ…いいか》
フォーゼはスイッチを切り替えた
ユウキ「おぉっ!いけそ~!」
大杉「おぉ…!」
弦太郎《よし、いくぜ!!》
ネットモジュールでハエの大群を捕らえると、元に戻ったムスカの動きを封じた
ユウキ「やった!1つになった!!」
弦太郎《割って刺す!!》
マグネットステイツに切り替えた
弦太郎《今度こそ決めるぜ!》
『待って弦太郎くん!ダメ!』
弦太郎《えっ…何でだ!?》
『今の状態でスイッチを切って、魂を元の体に戻しても精神は崩壊したままになっちゃう!』
弦太郎《じゃあどうしたら…!》
『怪人化する前の…ハルくんの心を取り戻せば…』
弦太郎《蘭!!お前の心を、言葉でぶつけろ!!》
蘭「え…?」
弦太郎《思いっきり伝えて、大切なダチの心を取り戻せ!!》
蘭は頷いた
蘭はムスカゾディアーツの前に立った
ユウキ「やっぱり危険なんじゃ…!」
『大丈夫。何かあったら私がすぐに盾座で守るから』
蘭「ハル…気づいてあげなくてごめんね…。ハルは…守るなんて言われたくなかったんだよね…?…逆に…私を守りたかったんだよね…?…ホントごめん…。もう…守るなんて…言わないから…!!」
ハル《……蘭…》
蘭「!」
『通じた…!』
賢吾、友子、JKは蘭を連れて下がった
ハル《ハァ…ハァ…先輩…っ…》
弦太郎《任せろ後輩》
はユウキと下がった
弦太郎《ライダー超電磁ボンバー!!》
リミットブレイクでムスカを撃破した
弦太郎《よし…》
スイッチはの中へと消えていった
ドサッ…
賢吾「!」