第30章 ☆後・輩・無・言
―――3―B―――
バンッ
大杉「おはよう!3年B組ー!!今日からこの大杉か、お前らの新しい担任だぁ!!」
弦太郎「あの…何で俺たち3人だけ席替えなのかな!?」
そう、新学期にも関わらず、弦太郎、ユウキ、賢吾は1番前の席になっていた
と流星はそのまま変わらず
大杉「決まってるだろ!問題児を1番目に付く席に集めれば…俺が見張りやすい…!しっかり監視するから覚悟しておけ!!もちろん放課後もだ!!」
ユウキ「ほっ…放課後まで!?」
賢吾「ハァ…完全な想定外だ…」
流星「(新学期早々…最悪の展開だな…)」
『可愛そうに…』
バンッ
弦太郎「いくらなんでもやりすぎだろ!!」
大杉「えぇい黙れ!!」
弦太郎「!!」
大杉「園田先生はなぁ…お前らのせいで教師としての自信を無くしてしまい、この学校を去った!!」
『(違うと思う…)』
弦太郎「いや…それは言いがかりじゃ…」
大杉「俺はそう確信してるよ!!あなたの無念は…この大杉忠太が…必ず晴らします…!うわぁぁぁぁぁ!!」
写真に向かって思いを語る
『(何なの…)』
みんなは呆れていた
―――――
―――放課後―――
は流星とラビットハッチに向かっていた
ドアを開くとハルと蘭の姿が
『あ、あの子…』
流星「知り合いか?」
『うん、朝にちょっと…』
ハルはポケットからゾディアーツスイッチを出した
『!!』
流星「新入生がもうスイッチを持っている…!!」
『そんな…』
流星とはハルたちを追いかけた
着いた場所は屋上
2人はご飯を食べていた