第28章 ☆変・身・却・下
流星「僕たちを呼び出したのは、これをやれと?」
鬼島「違う違う!こんなことしなくても、流ちゃんにはスイッチあげるよ!!あたしはねぇ、こう見えてもあんたたちのこと評価してんだよ~?」
流星「評価…?僕たちを…?」
鬼島「そう。1度はムカついたけどねぇ…。あたしがペガサスゾディアーツだったことを見抜いたのも、流ちゃんだしねぇ!それにあんな力を使える姫…。ねぇ流ちゃん…姫と引き換えにあたしと組んで…おもしろいことしようよ。頭は切れるし…腹も座ってる。何よりあんた…嘘つきでしょ」
流星「……………」
鬼島「同じ匂いがするんだけどなぁ…」
流星「好意は嬉しいが…断るよ。行こう」
流星はの腕を掴んで体育館を後にした
『キャンサーが来る…!』
流星「こっち」
流星はを引っ張り、体育館の裏に
流星「しつこいな…」
『早くメテオに変身しなよ』
流星「…たから…僕は…」
『どうして隠すの…?』
流星「…っ」
タチバナ《流星》
流星「!!タチバナさん…!?」
タチバナ《星の姫か…》
『はい…です…』
流星「すまないタチバナさん…」
タチバナ《いや…。星の姫にバレることはわかっていた…》
流星「何…!?」
タチバナ《必ず星の姫を守れ…》
流星「あぁ。わかっている」
流星はタチバナとの会話を終わらせた
『今の…誰…?』
流星「俺にメテオドライバーをくれた人だ」
『そうなんだ…』
この人…私のことを知ってた…
そして流星はメテオに変身し、キャンサーの元に向かった