第22章 ☆進・路・誤・導
ジリリリリリ!!!
校舎内に非常ベルが鳴り響いた
弦太郎「ゾディアーツか?賢吾」
賢吾「そうとも思えないが…」
『うん…(頭痛くないし…)』
大杉「はいはいはい、何でもないから教室に戻れー!!こら如月」
弦太郎「あ?」
大杉「また貴様のイタズラか」
弦太郎「俺は知らないッス!!」
大杉「いーや!!火災報知器のスイッチが誰かに壊されてたんだよ。いーから職員室に来い、そして俺の話し相手になれ」
大杉は弦太郎の学ランを掴んだ
弦太郎「何で俺が!!」
大杉「俺は寂しいんだよ!!」
弦太郎「…………」
大杉「園田先生~…!私の愛しい人~…!」
大杉は胸元から写真を出した
そこには自分の写真に園田先生の写真を貼ったものだった
大杉「いつまで休んでるんですかぁ~!?」
ユウキ「結局そこか…」
「園田先生は辞職しました」
『…校長先生…』
そこにスーツを着た女性を連れた速水が現れた
大杉「えぇ~!!!??」
速水「やっぱり体調が思わしくないということです」
賢吾「………」
速水「残念ですね」
弦太郎「辞めたんだ…園ちゃん…」
大杉「…終わった…俺の人生終わった…始まってないのに終わったぁ…!」
大杉は崩れ落ちた
『大杉先生…』
速水「2年B組の新しい担任、宇津木遥先生」
宇津木「辞めたい…」
速水「…え?」
「「「………?」」」