第16章 ☆聖・夜・合・唱
弦太郎「すまん!!ロケットにドリル!俺を許してくれ!!」
弦太郎は教室でスイッチに土下座している
賢吾「2回リミットブレイクなんて無茶はもうするなよ。おかげで、コズミックエナジーが再チャージされるまでロケットとドリルが、しばらく使えない」
『まぁまぁ…』
ユウキ「では、この子たちの回復を願い、私が舞ってしんぜようー!!ロケット君とドリル君~♪」
『これ…ユウキの作詞作曲…?』
バタバタバタッ!!
教室にいきなり3人の男子生徒が入ってきて傅いた
『えぇっ!?』
「お願いしま~す♪」
「お願いしま~す♪」
「お願いしま~す♪」
「「「城島さ~ん♪さ~ん♪」」」
ユウキ「うわっ!えっ!天高グリークラブ!何なに!?どうしたの!?」
「君たちを部長の阿部くんに推薦したんだ」
阿部「明日、天高の各部の有志がクリスマス会で星の子幼稚園を訪問するんだ。毎年恒例で、去年も好評だったんだけど…」
『だけど…?』
阿部「見ての通り、今年は部員が男しかいないんだ。助っ人にパワフルな女性ボーカルと、透き通ったソプラノがほしいんだ」
弦太郎「よしわかった!!!子供たちのために頑張ろうっていうお前らの心意気に惚れたぜ!!全校生徒と友達になる男、この如月弦太郎が力を貸してやる!!」
阿部「……いや、男の声はもういらないんですよ…」
「この人…バカなんですか?」
賢吾「気づいたか…。すまんな君達」
『お話、伺いますよ?』
阿部「やったぁ…!」
「「やったぁ!」」
阿部「じゃあさっそくご説明を!こちらへ!」
とユウキはグリークラブについていった