• テキストサイズ

forever together

第1章 恋に落ちた


「お疲れさまです!」


「お邪魔しまーす。」

私たちはお決まりの定位置に座った。入り口のすぐ近くの定位置。
気を使うてっちゃんはいつも皆の注文とか自然とやるひとだから、私も一緒に手伝ってるんだよね。
だから、すぐに店員さんが呼べるこの席がいい。


「すいませーん。注文いいっすか?」
てっちゃんがいつものように注文をする。

その時、仕事場から向かってきた今市君と岩田君がやってきた。

「おつかれさまです!遅れてすみません。失礼します。」


礼儀正しい今市くんは帽子を脱いで丁寧にお辞儀をして入ってきた。
岩田くんもそれに続く。
近くでみる彼等は本当にかっこいい。
いや、てっちゃんもかなりのイケメンなんだけどね。


ひとも揃ったので、開始となった。みんなワイワイのみ始める。


ふと、視線を感じてそちらへ目を向けると今市君と目があった。

なんとなく、ニッコリ笑って会釈をした。


今市君も照れたように満面の笑みを浮かべた。


『か、かわいい。。。』
カッコいいというより、彼の笑顔はかわいい。


「こいつ、お前のファンなんだよ。」
私を指差して今市君に言うてっちゃん。


「実は、ハイタッチ会も行ったりしてました。(笑)」


「えー!まじっすか!すげー、何のとき??なんか、みたことあるとおもったー!」


「いやいや、隆二さん、あんだけの人達とハイタッチしたんだから覚えてないっしょ(笑)」


的確な突っ込みを入れる岩田君。


「いや、ぜってー覚えがある。…。あー!go my
Wayの時にいたでしょ。」


…。


当たってた。


「こえー!隆二さん、どんだけだよ!」


岩田君もてっちゃんも私も、今市君の記憶力?にビックリしていた。適当に言ったにしてもすごい。


/ 9ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp