第2章 独占欲。
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ぞわぞわ、とした感覚。
身体が快感で震える。
————声。
「ん゛んぅ♡♡♡」
「っ、はー、凄い締まった。
気持ちよかったね、ヨシヨシ」
危なかった。
覚くんがそれを見てなのか頭を撫でてくれた。
大きな手に長い指、落ち着く。
さてと、と言う覚くんの声が聞こえた瞬間。
さっきとは打って変わって、激しく突いてくる。
私の反応を楽しむものでなく
自分の快感のための動き。
「…ッ♡——ぅう゛♡」
「はっ、ゆあちゃん気持ちいい?
ゆあちゃんの中、すごいぬるぬる」
これ以上はマズイ。
声が抑えられない、声を出したい。
「……ゆあ、声出したいの?」
「んぅ♡…ガマ、ン、できな…っ♡」
「出しても良いけど、隣の工とか
起きちゃうんじゃない?それでもいい?」
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