第18章 ギフト

「ｱｯｱｯ…！！」
「締めすぎ…雅…ｯｸ」
「…気持ちぃ…ｧｯ！」

秘部が擦れ合う水音…互いの吐息…まじりあう熱…


（やばい…気を抜いたら…・・イク…ｯｯ）


降谷もまた『もっと』と思っていたのだ。

「零…ﾊｧﾊｧ…おっきぃ…」
「…ｯｯ」

中に射れたまま少し動くのを止めた降谷…覆いかぶさり深くキスを落とす…深く、舌を絡め取る…

離れた時、上から見下ろす降谷はそっと雅に囁き聞いた。

「動いていい？」
「…ん…」

その返事を聞いた降谷は プツン… と理性が切れる音を聞いた。体を折りたたむ様に両足を抱え、奥を突けるように中へと押し込んだ。

一気に押し込まれた欲望…

膣内でびくりと動く一物は固く、また更に大きさを増した。

「…ｯｯｸ…」
「ｧｯｧｯ！もっと…奥…ぅ」
「…ｯｸ…ここだろ…？」

そう言いながらも降谷は雅の性感帯を容赦なく突く。擦れ合い、大きく、固い一物は指よりも確かに雅を刺激した。

「…だめだ…雅…ｯｯイキそう…」
「…ﾊｧﾊｧ…いいよ…イッて…」

そういう雅も降谷の腰を抱く。外れない様に…支えるように…

激しくなるピストンは今までで最大に動く。

クッと降谷の顔が歪んだ……

イ…ク…ｯｯ

力尽きたかのように雅の腕の中に沈んでいった降谷。

「やっば…ﾊｧﾊｧ…気持ち…」
「私も…零の好き…」
「…ｸｽ、エッチ」
「…ぇ？」

そう言われた雅は自分が口走った言葉を振り返ってみる。しかし思い出すのにそれほど時間はかからなかった。一気に恥ずかしくなって、雅は顔を背けた。

「だぁめ…顔見せて…」
「いや…（何言って…もぉ…）」

顔を覆う雅の手を降谷は退かすとアイスブルーの瞳が優しく見つめていた。

「俺は嬉しいけど？」
「…でも…」
「それに…まだ俺自身、雅の中だから逃がさないし」
「…ｯｯ」
「少し離れてただけでこれ程素直になるとは…嬉しい想定外だ」

そう言いながらゆっくりと中から抜き、ゴムを処理する。その間に背中を向けた雅をそっと抱き寄せた降谷。

「雅…」
「…何？」
「ただいま…」
「……遅いよ」

そうして雅も巻き付き囁いた…


お帰り…

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