第1章 覇王と少女 [完]
ー名前が欲しいー
ジャー「やっと戻って来ましたか」
シン「さっきは助かった!ジャーファル!」
ヤム「綺麗になったわね!」
シンドバットの腕に抱かれてる少女に笑いかけるヤムライハ
ジャー「八人将集めてますよ」
シン「さすがジャーファル仕事が早いな!
お嬢さん紹介しよう!うちの八人将だ
知ってると思うが…
ジャーファル、マスルール、ヤムライハ
まではいいな?」
『うん、わかるよ?』
シン「じゃあ、あと5人だ!
シャルルカン、ピスティ、スパルトス
ドラコーン、ヒナホホだ!」
ジャー「よろしくお願いしますね。」
マス「よろしく」
ヤム「よろしくね」
シャル「よろしくな!」
ピス「よろしくね~」
スパ「よろしくっす!」
ドラ「よろしくお願いします」
ヒナ「よろしくな!」
『よろしくおねがいします』
シンドバット腕の中でペコりと頭を下げる。
シン「ん、いい子だな。」
少女の頭をゆっくり撫でるシンドバット
『シン、』
シンドバットを見上げる少女
シン「ん?どうした?」
『わたしないの、』
シン「何がだ?」
言葉の意味を汲み取りたくて首を傾げるシンドバット
『シンやジャーファル、マスルール、ヤムライハ、シャルルカン、ピスティ、スパルトス、ドラコーン、ヒナホホ
みたくね、ないのなまえ』
シン「…………確かに名前がわからないだよな…
ずっとお嬢さんって言うのもな…」
うーーん、と少女を抱きながら考え込むシンドバット
シン「……なんてどうだ?」
『……いいの?なまえ貰っても……』
シン「あぁ!今日からだ!よろしくな?」
『シン、ありがとう!』
はシンドバットの首に抱きつき頬にキスをした。
ジャー「なぁっ!!!シン貴方なんてことを!!」
シン「ち、違うだろ!今のはから!!」
『、シン好き!!』