第4章 皇女と覇王 [完]
「「は、はい」」
素早く後ろを向く二人。
霞「この霞草が責任を持ってお二人方を見張りますので姫様はお着替えを…」
二人の後ろに腕を組みながら覗き魔万死と話す霞草。
『うむ、すぐに済ませる。』
魔装を解き、カサ、バサと音だけが響く。
シン「霞草って…大人しそうに見えるが、ルルムに似てないか?」
性格がな…とジャーファルを見る。
ジャー「奇遇ですね、私もそう思っていたところです…」
シンドバットと顔を合わせるジャーファル。
霞「私がなにか?」
圧が強めに聞く霞草。
『霞…着替え終わっぞ!もう良い。』
やはり大きいのぅ…と余った袖を垂らす。
シン「ジャーファルくん…よくやった!」
鼻血を垂らしながら言うシンドバット。
ジャー「貴方どれだけ惚れ込んでるんですか!?」
すぐ様止血用の布を渡す。
『シン?どうしたのじゃ?』
シンドバットに近寄る。
シン「いやぁ、なんでもないんだ!」
ほら、うち船が見えてきた!と話しを流す。
『ほぅ…あれが…大きいのぅ!』
しかも海じゃ!!!とはしゃぐ。
霞「姫様は海を見るのは初めてですね?」
シン「え?そうなのか?」
バッとを見る。
『産まれてからあそこの屋敷から出たことは1度も無い。』
真っ直ぐ海を見ながら言う。
シン「そうだったのか…」
ジャー「海ならシンが入れば安心ですよ。」
ニッコリ笑いかけるジャーファル。
『なんでじゃ?』
シン「俺は波をら読むことが出来る!」
と自信満々にに告げる。
『へぇ!それは凄いのぅ!!』
シンドバットに躙り寄る。
シン「あ、あぁ、凄いだろう?」
躙り寄られて動揺する。
『船も大きいのぅ!』
更に寄る。
シン「お、落ち着くんだ!」
両肩に手を添えを止める。
ジャー「もう船に降りられそうな距離まできましたよ二人共。」
『降りて良いか?!シン!』
目をキラキラさせシンドバットを見る。
シン「ちょっと待ってくれ先に俺が降りる!」
トンっとすぐ様降りるシンドバット。
シン「さぁ、おいで!」
両手を広げてを見る。
『!行くぞ!』
バッとシンドバットの胸に飛び込む
シン「ようこそ、俺の船へ。」
[完]