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【マギ】短編集 中編集 の予定。

第3章 最高の魔導士 シンドバット [完]





ザワザワザワザワ_____


『ん?ルフが騒がしいね…?どうしたの?』


ルフに手をかざし、

『そう、あっちに何かあるんだね。』

ルフに導かれ歩き出した。

シン「クッ…」

ジャー「シン、大丈夫ですか!?」

マス「出血が酷いっス」

ヤム「早く近くの街で治療を受けないと…」


ジャー「あっちの方向に町がありましたよね?」

マスルールに抱かれてるシンドバットを心配する三人



『ルフの、ざわめきはここからね?』

「「「!?」」」

マスルール、ヤムライハ、ジャーファルが声のした方後ろを振り向いた。

『腕の中の人…かなりの傷だね?それだと近くの町にさえ行っても間に合わないよ…?』

ジャー「何者です?そこを退いて頂けますか?」

チャッと密かに鏢操に手をかけるジャーファルの後ろでは
マスルールとヤムライハはシンドバットを守る体制に入る。


『怪しい者ではないよ?ただ怪我人を治したいだけさ…』

怪しく見えるかい?と自分の羽織ってる物を捲り上げて中の服を見せる。

ヤム「怪我人を治すって…」

ヤムライハがシンドバットを見る

『そう、紫の髪のおにいさんを治したいだけさ。』

警戒を解いてくれないかな?と頬をかく。


ジャー「どうやって治す気ですか?」

今だ鏢操から手を離さないジャーファル

『えー?ほら、魔法でちょいっと…ね?』

人差し指を顔あたりまで上げてクルッと回す。

ヤム「魔法で治せるのなら治してるわよ!!」

ヤムライハが"魔法で"との言葉に噛み付く。

『いや、治せるんだ。大丈夫、治したらすぐ去るさ。』

だから、ね?と少し距離を縮める

ジャー「近寄らないでもらえますか?」

ジャーファルが鏢操をの足元に投げる。

『っと!争ってる暇はないんだ、そうだろ赤髪くん?』

マスルールに話しかける

マス「顔色が悪くなってきてるっス」

このままじゃ…とジャーファルとヤムライハを見るマスルール
呼吸も浅く、顔色悪くなってきてるシンドバット


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