第17章 私を助けて… シンンドバット [完]
「、今日も綺麗だよ…」
『ありがとうございます。ご主人様。』
「今日は輪(サーカス)をやろうと思うんだ。」
『輪(サーカス)ですか?』
「シンドリア王国の王様が遊びに来てくれるんだ!」
たのしみだなぁ…と、笑うご主人様。
『子供達を使ってですか?』
「そうだよ?あれ?なんか問題ある?」
『いえ。きっと喜んでくれるでしょう…』
目を瞑り首を振って言う。
「もう少ししたら着くと思うからここの案内は宜しくね?」
『はい、ご主人様。』
シンドバットside
シン「今から行く国は子供が沢山いて催し物を開いてくれるらしい。」
港が近かなり国がハッキリ見えるようになってから口を開く。
ジャー「それは楽しみですね…」
ジャーファルは微笑みながら言う。
船が港に着く_____
「ようこそ!シンドバット王よ!!来て下さるのをたのしみにしていたんですよ!」
両手を広げ挨拶するご主人様。
シン「ガンドール王国のリャバン王子この度はお招きありがとうございます。」
ニッコリ笑って挨拶するシンドバット。
「堅苦しいのには慣れてないんだ…お互い気楽に話そう。」
子供の様な笑顔でシンドバットに手を差し伸べるリャバン。
シン「あぁ、分かった。」
差し伸べられた手を取るシンドバット。
「やった!来る人は堅苦しいひとばかりで息が詰まるんだ!」
シン「後ろの貴人は?」
シンドバットはリャバンの後ろに控えてるに目をやる。
「あぁ、この子はね…!僕の1番のお気に入りなんだ!」
の元へ行き肩を掴むとシンドバットの前に連れてくる。
『です。宜しくお願いします。』
無表情で言う。
「うん!僕の城に案内するよ!」
リャバンは軽い足取りで城へと向かう。