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【マギ】短編集 中編集 の予定。

第13章 あなただけの私 シンドバッド [完]




数時間前_____

ジャー「シン、を見てませんか?」


シン「見てないが…何かあったのか?」



ジャー「そろそろ買い物から帰ってきても良い頃なのですが…」




シン「まさか、一人で行ってないよな?」



ジャー「お一人で行かれたから心配なんです。」



シン「出掛けてくる。後のことは頼んだぞジャーファル。」


そう言うとシンドバットは執務室を出ていった。









シンドバットは下町を探すが見あたらない。


「〜〜〜〜〜〜ッ!!!」


「〜ッ!!!」


「〜〜〜ッ!!!」


「〜ッ!!!」


裏路地から騒がしい男の声が聞こえた。


『……けて…………ト』



微かにの声が聞こえた気がした。


シン「ッ!!!」


シンドバットは裏路地へ走った。


そこには暴れたのか服装の乱れたと男四人。


シン「バアルッ!!!」

男四人の周りに雷が落ちた。
男達が怯んだ隙にの元へ走る。


シン「ッ!!!」


抱きしめ男四人が見えないように目を隠す。


シン「お前達…楽に死ねると思うなよ」


シンドバットがそう言うと兵士が男四人組を取り囲んだ。


ジャー「間に合いませんでしたか…」

シンドバット、を見て言うジャーファル。


シン「殺すな…生かしておけ。俺が手を下す。」


シンドバットはジャーファルにそう告げるとを抱き上げる。


シン「城へ戻ろう…」


優しい声で言うシンドバット。


『……シ、ン……』


はか細い声でシンドバットを呼ぶ。




シン「あぁ、俺だ。戻るぞ城へ。」


シンドバットは城へと歩き出す。



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