第11章 水氷の姉妹 シンドバット [完]
は紅玉と目を合わせる。
お互い瞳で会話してるのか何も言わない。
『その申し込み受け入れますわ。』
シンドバットへと目を向けハッキリとそう言う。
シン「本当にか?」
『えぇ、女に二言はありませんわ。幸せにして下さるんですよね?』
は真っ直ぐシンドバットを見つめる。
シン「あぁ、必ず幸せにする。」
『紅玉姉様に誓って?』
紅玉は簪を手に持ち笑っている。
シン「紅玉姫に誓って君を幸せにすると誓うよ。」
そう言うとの手をとる。
シン「愛してるんだ。」
『私もお慕い申し上げておりますわ。』
嬉しそう笑うであった。
[完]