第13章 ご報告。
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ピピピピ、ピピピピ————
いつものアラームが鳴る。
携帯を見ると6:00の表示だ。
起きなきゃ。
重い体を起こすと、隣にはスヤスヤと
気持ちよさそうに眠る彼。
昨日の事、夢じゃないんだ。
なんだか嬉しい様な、恥ずかしい様な。
なんとも言えない気持ちが入り混じる。
「……ん゛〜〜、ん」
「光太郎、6時だけど起きる?」
「後…20分寝かせて…」
「分かった」
そういえば起きる時間を聞くのを忘れた。
昨日の夜は、あんなにも色っぽかった彼が
今は子どものように布団に丸まってる。
少しおかしくて口角が上がってしまう。
朝ごはんって、いつも何食べてるかな。
生憎、シリアル派の私は朝は米を食べない。
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