第7章 いい目覚めの朝。
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「はーぁあ、木兎羨ましいわ!
こんな可愛い子に惚れられてんだから」
「それ、今凄い思った」
「まお、かわいいー」
凄く褒めちぎられて余計に恥ずかしい。
テストは再来週からだから来週からは
部活には行けないけど。
「来週からはサイゼに集合だね!」
「男子には俺が言っとくわ」
「木葉くん、ありがとう!」
「どういたしまして〜。じゃ、また後で」
颯爽と体育館に向かう木葉くんを横目に
また女子トークに華が咲く。
ピピピ、とアラームが鳴る。
「よし!時間だよ〜!」
「今日もしっかり記録取らなきゃねー」
2人を見てると、凄く明るい気持ちになる。
とにかく、今日の合宿も木兎に釘付けで
記録取りにならないだろうけど…
勉強会を楽しみに、乗り切ろう。
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