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My Horned Owl Boy vol.2

第20章 潜む息遣い。




その瞬間、ガツガツと突かれる。
———この時を待ってた。
そんな瞳をして私の顔を見た。


「まおん中、すげえ、気持ちいい」

「んあ゛、ッ、こ♡光太郎、ダメ♡だっ、」

「木葉で濡れてるのはちょっと妬けるけど」

「ちが、————ん゛んん゛♡♡♡」

「……は、っ、めっちゃ締まる」


お互いに果てる時
いつもより光太郎が色っぽい気がして。


「あ゛ッ、好き…すき、ぃ♡♡♡」

「俺も、好き」


優しい顔。その顔がすごく好き。
好きな人の腕の中って心地いいんだ。




そして、少ししてから我に帰る。


「………光太郎さん、ココはどこですか?」

「……………」

「光太郎、ココ、学校、OK?」

「……おーけー」


チラっと光太郎を見るとさっきの
色っぽい顔は何処へやら。
少し青ざめた様な、焦った顔をしていた。

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