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Dream〜1st season〜(宏光)

第2章 通じあった想い


その後、ホテルに泊まろうとしていた私を引きずり………



今、私は………
宏光さんの部屋にいる。

正確には、リビングの入り口で立ちつくしている。




宏光「るうな、コーヒーでも飲む?」
るうな「えっ………うん」
宏光「OK!じゃあ、適当に座って待ってて」



私は言われるままに、とりあえずソファに座った。






……………座ったはいいけど…………これからどうしよう…………





宏光さんの事は好きだし、一応彼氏なんだから、彼女が彼氏の部屋に泊まるのは普通だよね。



…………それはわかるんだけど……………わかるけど…………








……………どうしよう…………ドキドキして落ち着かない………(汗)







宏光「るうな?」
るうな「ほへっ?」



緊張の余り、変な声を出してしまった(汗)




宏光「ははは…………ほへって(笑)はい、コーヒー」
るうな「あっ、ありがとう///」



恥ずかしさの余り、宏光さんの顔をまともに見れなかった。

宏光さんは私にコーヒーを渡すと、当たり前のように私の隣に座った。




…………うっ、どうしよう…………LIVEよりも緊張する………

体中の血液が、宏光さんがいる右半分に集中しているみたい……




………心臓が飛び出しそう

このドキドキ…………宏光さんに聞こえません様に………




宏光「るうな、緊張してるだろ(笑)」
るうな「そんなことないです」


強がってみたけど………ヤバいかも………




宏光「敬語」
るうな「えっ?」
宏光「俺達付き合ってんだしさー、敬語じゃなくていいんじゃない?」
るうな「そんな事言われても………宏光さんは年上だし………」
宏光「彼氏彼女に年は関係なくない?それから"さん"もなし!」
るうな「うー………………努力…………する」
宏光「はい、じゃあ練習!」
るうな「えっ?」
宏光「まずは、俺の名前呼んでみて」
るうな「………ひ……宏光……///」
宏光「はい、よくできました!ははは………」



宏光は満足そうに笑い、私の頭をポンポンと叩いた。



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