第2章 汚された未来
「ああっ、っ、」
「良い表情。たまらないねー」
なんて親父臭い事を述べると、雨宮は愛美の下着に手をかける。そして、糸が伝う下着を彼女からずり下ろした。
「あっ、やだ」
外部に晒された恥ずかしさから、愛美は急いで足を閉じる。
「嫌じゃないでょ? 本当はもっといじめて下さい。でしょ?」
「っ!」
雨宮の笑みが恐ろしくて、でも何故か瞳を離せない愛美は自ら足を開いていってしまう。
もっと触って欲しい、もっと見て欲しい。
その欲だけが、彼女を支配するから。
「本当にさかりのついた猫だな」
雨宮は体制を寝そべる形になると、彼女の秘部とご対面する。太腿の付け根にある真ん中は、もう銀色の液体が溢れ、周りを濡らしていた。そんな秘部に雨宮の指先が触れた瞬間
「ああっ!」
彼女の口から喘ぎ声が漏れる。
「すごいな」
ふと、雨宮は彼女を見上げる。そこには顔を赤くさせながら恍惚とした表情で見下ろす愛美がいた。
「もっとお願い?」
その声に、雨宮は彼女の秘部の周辺を撫で、敢えてじらす。その間にも愛美の秘部からは液体が漏れ、秘部がヒクヒクと動く
「欲しがり過ぎでしょ。雌猫ちゃん」
「あああっ!」
そして雨宮の周辺を撫でていた指先が愛美の膣内に挿入すれば、愛美は待っていた刺激に堪らずイきそうになる。
が、それを雨宮が許すわけもなく、すぐ抜かれてしまった。
「はぁぁ、いじわる、しないで」
「ごめんね? でも、ーー今日はここで終わり」
「え!?」
寝ていた体制を起こし、雨宮は目の前で驚く愛美を見る。
「多分これ以上したらセックスしたくなるから、やめとくよ」
「えー、」
イきそうになった所で止められた愛美にとって、まだあそこは疼き熱を帯びている。だからだろう。
「でも、君さえ良ければ俺の家で続きをしない?」
その提案に乗ってしまったのは。