第9章 貴女は堕ちて、ぼくに。 〔燭台切光忠/R18〕
ぼくは片手を雅が擦り寄せている秘部へ下着の上から触れると、そこはもうしっとりと下着が濡れているのがわかった。
「ああ…こんなに濡らしてしまって…気持ち悪いよね、脱いじゃおうか」
ぼくは胸の愛撫を止めて両手を雅の下着に掛け、するりと下着を脱がした。
濃厚なおんなの匂いが一気に放たれ、ぼくは自分のオスの部分が鎌首を持ち上げて来るのを感じる。
抱きたい、早く、このメスの中に自分のオスを挿入したい。
ぼくは濡れる雅の秘所を擦り擦りと直接触れて、雅がうんと感じるようにする。
「はぁ…あん…」
ぼくの触れる指先に感じているのか、声を乱す雅。
指を中へ一本入れて、ぐちぐちと掻き回すと雅は嬌声をあげる。
「ああっ…そこ、イイ…っ、もっと触れて…っ」
いいよ、雅のイクところをぼくに見せてよ。
そう思いながら執拗に雅に追い込むと、雅はイッたらしく背中をそらせ、からだを突っ張らせる。
「あああ…っ…ん…はっ…っ」
大きく息を吐く雅にぼくは言う。
「雅、イけたね…可愛いよ、ぼくの指でイッてくれるなんて…」
「…そんな事…言わないで…恥ずかしい…」
「恥ずかしがる事ないさ…じゃ、もっと気持ち良くなろうか」