第45章 ××しないと出られない部屋その4 〔南泉一文字/R18〕
「あぁ…あぁ…ああぁ…」
主のよがり声と聞こえる厭らしい音が南泉の中心を更に膨らませるものの、まだ手を出せずにいる南泉は「はぁ」と息を荒げながら、主の指を見つめるだけだった。
ぶるぶると震え出す主の姿に、南泉はもう絶頂に達してしまうのか、と気付く。
そうするともう扉が開いてしまい、主の厭らしい姿を見る事が出来なくなってしまう、と南泉はまだ主のこの姿を見てみたくて、達しそうな主へ近寄り下着越しに主の手を押さえた。
「…なん、せん…?」
蕩けた表情で南泉を見る主は、審神者というよりひとりのおんなでしかなかった。
「待つ、にゃ。俺がする…にゃ」
荒い息に気付かれないようにゆっくりと話す南泉は、手を離し主の後頭部を手で支えるとそのまま反対側の手で肩を静かに後ろへ押した。
「ふぇ…?」
訳のわからないといった主の声がする。
そして南泉によって床に押し倒された主は、ぼんやりと南泉の顔を見つめる。
「俺が…主を気持ち良くする…にゃ…」
南泉の顔が近付きちゅ、と主にキスする。
理解が追い付かない主はそのキスを受け入れ、南泉が舌をするりと主の口内へ進ませる。
口の中でふたつの舌が絡まると、くちゅ、ぴちゃと音が立つ。
南泉の片手がTシャツ越しに中心が勃っている乳房へと伸び、そのふくらみを揉み始める。
手からこぼれそうな大き目の乳房がたゆたゆと形を変え、そして中心の硬くなった部分を指で摘ままれ刺激を与えられ、主は「あぁん」と一声あげた。