第45章 ××しないと出られない部屋その4 〔南泉一文字/R18〕
「口で言わないとわからないにゃ」
「…っ」
目の前の主はとろんとした眼差しでこちらを見上げ、でも自分から俺にどうして欲しいか、羞恥のあまり言えずにいるようだ。
「さぁ、言わなきゃ何もしないにゃあ」
にぃ、と俺は笑うと主は目線を下にし小さい声で震えながらしゃべった。
「いじ、わる、しない、で…なん、せん…」
「意地悪してないにゃあ、主が俺にどうして欲しいかはっきり言えばいいだけにゃ」
俺の言葉に主は言う。
「だから…それが…いじわる…」
「俺は恥ずかしくないからはっきり言って?」
主の顔に自分の顔を擦り寄せて言うと、主がびくりとからだを震わせた。
こくりと唾を呑み込んだ主がようやく覚悟を決めたらしい。
「…その…見て…いて…」
「見て?何をにゃ」
俺もきっと欲にまみれたみにくい顔を見せていただろう。
でもお互いそんな事を気にする余裕はもう無くなっていた。
「私の…オ…オナ…ニ…見て…て…」