• テキストサイズ

刀剣純情伝 《刀剣乱舞/短編集/R18》

第41章 愛はこれから 〔大倶利伽羅/R18〕


なのに今、私を離したくないって…どういうこと?

「…あほう」

私が問うと、はぁと大きなため息をついた大倶利伽羅さんに言われた。

「今度はあほうって言ったぁ」

大きくため息をもう一度ついた大倶利伽羅さんは、私をごろんと畳に寝転がらせた。

「ふあ?」

「俺はあんたを抱きたいから抱いていると言ったぞ。あんたはいつもしたいようにしているのだから、俺もしたいようにする」

大倶利伽羅さんの凄みを持った笑みが、目の前で私に向けられる。

だめだ…からだが言う事を聞かない…からだの奥は既に火がともり、大倶利伽羅さんを欲しがっているのがわかる…

「…ほぅ…この状態だけでそんな顔が出来るとは…全く油断出来ないおんなだな」

「へ…ど、いう…」

意味がわからず聞き返すけれどそれには答えず、大倶利伽羅さんは私にキスをしてきた。

「ん…は…っ…」

最初から舌を差し入れてきて、少し強引な動きをするものの、けしてそれは嫌ではなく、むしろ全身に甘美な思いがじりじりとからだを焦がす。

大倶利伽羅さんの手がゆっくりと肩からすべり、胸をおりると服も下着も着たままの胸を揉み出した。

布と肌が触れあうのが刺激になって敏感にそれを認識し、私は小さく喘いでしまう。
/ 790ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp