第33章 すいーつ王子の甘い指導 〔小豆長光/R18〕
「…あぁ…雅…厭らしい表情をして…白い頬がほんのり赤く染まり…その目…欲しいと誘われているようだ…」
キスと胸を触られただけで扇情的な表情を見せる主に、小豆は自分の中心に熱が燃えるのを感じ、苦しそうに「はぁ…」とため息をつく。
「あ…ずき…さ…」
小豆に抱き着き自らキスをする主が膝立ちになった為、小豆は主の腰付近に両手を回すと、一気に履いているジャージと下着を下して脱がしにかかった。
「…あっ…うん…っ」
キスをされながら主は、まさか服を脱がされるとは思っていなかった為か、慌てた様子を見せたものの、小豆は唇を離す事なく舌を差し込み、そして露わになった臀部を片手で撫で回した。
「…雅…うんと気持ち良くしよう…」
唇を離し、後頭部へ手をやり頭を支えると、そのままくるりと主を押し倒し、膝近くまで脱がせていたジャージと下着をするりと全部足先から抜いてしまった。
「…やんっ…恥ずか…し…っ…」
足を閉じ隠そうとするものの、小豆が一瞬早く両足の間に自分の膝を入れていて閉ざせないようにしてしまったため、小豆に全裸を見られている主だった。
「…これ、使おう…」
押し倒したところで小豆は件のタッパアを手に取ると、人差し指でそれをすくい指先についたメレンゲをちょんと主の尖る両乳首に乗せた。
「あっ…いやっ…なに、する、の…っ」
身悶えするものの小豆はにっこりと笑い、またタッパァを茶卓に置いて自分の指に残ったメレンゲを主の口へ突っ込んで「舐めてくれるかい?」と言って舐めさせた。