第30章 He is a NOT boy.　〔大和守安定／R18〕

大和守の両手が雅を抱え直したと思うと、動きが激しくなる。

「…あっ…あっ…あぁっ…」

喜悦の声が雅から絶え間なく漏れ、雅は弓なりになってからだを突っ張らせる。

「…っ…きつ…っ」

締め付けられ大和守は顔を少し歪めるものの、うねる中で締め付けられるものはそれでも気持ち良く大和守も欲を放つ。

「…は…あっ…きもちい…っ…」

からだを弛緩させぐったりとする雅を、大和守は挿入したまま抱き締める。

「雅…口、開けて」

「…ん…」

大和守は舌を絡ませてキスをし出し、雅はそれについていくだけだったが、キスだけで済まなかった。

「…あっ…安定…また…その…おっきく…」

「うん、まだ足りない。もっと欲しい…だめ？」

大和守は小首を傾げて雅を見下すその姿に、雅は否定する事は出来なかった。

「…いいよ…」

返事をしながら雅の片手は大和守の乳首へ触れ、大和守は少しまゆをひそめる。

「…ここ、弱い？」

弱点をみつけたとばかり雅の指が大和守の乳首の周辺を回ったあと、潰すように乳首に指を這わせて、大和守の表情をもっと変えたいと思った雅だった。