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刀剣純情伝 《刀剣乱舞/短編集/R18》

第30章 He is a NOT boy. 〔大和守安定/R18〕


「はぁっ、はぁっ…」と息を荒く吐く雅を見て指を中から抜いた大和守は、濡れた指を見て小さく笑む。

「…厭らしいなぁ…こんなに濡れて達して…でもぼくしか見てないんだよね?その顔」

顔をぐいと近寄らせ、自分しか今の表情は見ていないんだよね、と念を押す大和守に雅はこくこくと頷くだけだった。

「…じゃ、その顔だけじゃなくて全部もらおうっと」

ばさっと着ているものを脱いで大和守はそれを横へ投げつけ、雅にのしかかる。

「主…ううん、今は雅って呼ぼうか…」

名前を大和守に呼ばれぞわりと背中が粟立つ雅だが、嫌な感じはせずむしろ艶を含んだ声音にこれから自分たちはどうなるのか、確実に起こる事を理解しつつその欲に溺れたくなっていた。

「…やす、さだ…」

雅も大和守を名前で呼び、大和守は一瞬驚いたように目を見開くものの、すぐ状況を理解しくすりと笑う。

「…ぼくも名前で呼んでくれるんだ。じゃ、サービスしないとね」

サービスの意味がわからずきょとんとする雅に、大和守はからだを沈ませ雅の乳房の頂きに唇を寄せると、口に含んで舌で舐めまわした。

「…あっ、あぁ…っ…」

突然始まった愛撫に声をあげる雅。

その声を聞いて唇を離した大和守は、大きく息をついてまたも笑む。

「あぁ…やっぱり悦んでる。本当に厭らしくて…でも、可愛いなぁ…」
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