第27章 かくれんぼ 〔加州清光/R18〕
「あん…あん…それ、いい…」
加州くんの首にしがみつきながら、加州くんの指で日中から待っていた、目の前が白く弾けるあの感覚、あれが押し寄せてきた。
「あぁ…イクぅ…あぁぁ…っ…」
加州くんにちからを入れてしがみついていたのが、ようやくイッてちからが抜けて、荒く息を吐きながら加州くんに全身を預ける。
「イッたね、俺の指で」
「…かしゅ、くん…いじわる…恥ずかしいよ…」
加州くんの指がぬらぬらと濡れていて、私の蜜壺を刺激していた証拠を突き付けられたようで、恥ずかしくてそっぽを向いてしまった。
「駄目だよ、こっち向いて。俺も愛してくれるでしょ?」
加州くんが首の後ろに回している私の片手を取り、前に持ってくると私の手を自分の淫棒へ導いた。
「雅…今度は俺の番だ…愛して?」
すっかり硬く勃ちあがるそれに触れると、それはぴくりとする。
私は軽く握ると上下に扱き出し、加州くんの甘く喘ぐ「はぁ…」と言う声が上から聞こえた。
竿を扱きながら先端に口を近付け、舌で鈴口をぺろりと舐めるとぬるりとした先走りの汁の苦い味がするものの、加州くんのからだが一瞬震えて気持良さそうな顔をしたのを見上げて確認すると、そのまま全体を口の中に収められるだけ収め、顔を上下に動かし出した。
「あっ…それ…すご…いい…っ…」
加州くんの声が艶を帯びて「はぁ」と息が荒くなり、私は益々上下に顔を動かして加州くんを絶頂へ追いやった。