第23章 白き鳥の愛夢 〔鶴丸国永/R18〕
「大丈夫だ、俺に任せろ。熱を下げてやるし、主を快楽へ堕としてやろう」
その言葉に主はふにゃんと笑った。
「ん…はぁ…」
主の口から吐息が漏れる。
俺の片手が主の豊かな乳房を撫で回し全体を揉み出す。
反対側の乳房は俺が既に硬くなっている中心を口に含み、舌で撫で回していた。
「…きもち…いっ…」
吐息の合間に聞こえる主の声に、俺も自分の牡が猛る。
「雅…もっと気持ち良くなりたいかい?」
俺が乳房から口を離し問い掛けると、主はこくこくと頷いて言う。
「…うん…もっと…よく…なりたい…」
俺はからだを起こし、ふと、光が差し込んでいるのに気付き見ると、襖がきちんと閉まっておらず外の光が漏れていた。
さすがに誰かに覗かれたら、と俺は立ち上がり襖に手を掛けきっちりと閉める。
閉める時、隙間からはくちょう座の一等星が目に入った。
「俺たちを快楽へ運びに来たか」
俺は小さく笑むと横たわる主のところへ戻り、自分の身に着けているものを脱いだ。
閉じられた主の両足を掴み左右に開くと、髪の毛と同じ色の茂みの中が露わになり、主は小さく「やん…っ」と言った。