第21章 愛と破壊 〔加州清光/R18〕
俺があまりの気持ち良さに声を掛けると、主も喘ぎながら答える。
「う…ん…、わた、しも…いい…ぁあ…そこ…またイっちゃう…ぅ…」
ずんと思い切り腰を挿しこむと、主はまたイッたらしくからだをのけぞる。
中で吐き出したくなるほどぎゅうぎゅうと俺のものが締め付けられ、俺は主の腰をきつく押さえて自分の腰を最大限に抜き、そして押し込む動作を繰り返し、俺も自分の白濁液を放つ。
「あーすごい、いい…」
俺は中で放ちながら主に言うと、主はへにゃと蕩けたまま笑みを浮かべ、俺に両手を伸ばしてきた。
「かしゅ…くん…好き…」
「俺もだ、雅、愛してる」
中に挿入したまま俺も主を抱き締め、主は疲れたのかすぐに寝息をたて始め、俺は主を起こさないように中から漲を抜き、手早く起きて用意していた手拭いで拭き取り、主のからだも軽く拭き、また布団に入って主を抱き締め眠りについた。
「俺たちですぅ?」
明石のすっとんきょうな声が部屋に響く。
「そう、明石たちに本体を壊す担当を頼みたい」
いつものメンバーに、明石、蛍丸、愛染の来派を呼んで例の件を話し、件の刀たちの本体を刀解する役目を依頼したところ、案の定明石から否定的な声があがった。
「どうして俺たちを選抜したんです。他のに頼めばいいのん」
「いいじゃん、明石。やろうよ、主の為だよ」