第20章 堕とす射手座の淫猥な矢 〔和泉守兼定/R18〕
「おいで…雅」
俺は自分を堪えながら声を掛け、裸の主があぐらをかいたままの俺の前に膝立ちになると、俺は主を抱き締めそのまま布団へと横たえた。
そして俺も主を見下しながら着ているものを脱ぎ、全てを主に見せつけると、主は俺の腹のあたりで怒張するものをちらちらと見ながら、「早く…欲しい…」と小さく言った。
「どうした、雅?いつもと違ってやけに積極的だよな」
俺は主を抱き締め、首筋に顔を寄せ口付けをしながら下へと手を滑らせ、茂みの中へ指を這わせて割れ目を擦り出す。
「…射手座…」
俺の動きに悶えながら主は答える。
「射手座…?」
先程の星の事だよな、あれが何の関係があるんだ?
「…射手座の矢は…ひとを…狂わせる…」
どういう事だ?俺は愛撫の手は止めず、顔をあげて主を見る。
主は俺の愛撫に喘ぎながらそれでも答える。
「あの矢は…淫蕩の矢…アンタレスを狙っているけれど…時には人へ向けて…矢を放つ…」
「へぇ…空から厭らしくなる矢が放たれるって事か…」
俺が主の耳へ舌を差し込んで耳の中を舐めると、主が「あああんっ」と喘いだ。
「それならもっと厭らしくなってもらおうか…」
指を割れ目から蜜をたらしている膣口へと挿入し、咥えこもうとうねる中を進ませる。