第3章 合宿所到着
が部屋に行くためにエレベーターに乗ると扉が閉まり掛けたときに数人の男性が駆け込んできた。
「何階ですか?」
『氷帝の皆さんだ。跡部さん厳しそうだから駆け込みがバレたら怒られるんじゃないかなぁ』
忍足「なんや、えらい可愛いエレベーターガールさんやなぁ。でも大人には見えんなぁ」
宍戸「跡部の親戚で手伝ってるとかじゃねぇの?」
樺地「うす!」
「私はエレベーターガールでも跡部さんの親戚でもありません!青学3年、テニス部マネージャーのです。で、何階ですか?」
向日「あ、わりぃ。10階だぜ」
忍足「こんな可愛い子が青学のマネージャーにいたなんて知らなんだなぁ」
「最近マネージャーになったんです」
宍戸「小学生と間違えたなんて激ダサだぜ!」
鳳「仕方ありませんよ。この見た目ですからね」
「はぁ…」
『新しい人に会うたびにこのやり取り。嫌になっちゃう…』
忍足「堪忍な。でもなお嬢ちゃんが可愛すぎるから間違えたんや。許したってな」
「可愛いって言われたら怒れなくなっちゃいますね」
芥川「可愛すぎるC~」
忍足「俺らの自己紹介ゆっくりしたいとこやけど、着いてしもたから、また後でな」
10階に到着しエレベーターを降りる氷帝一行。
『今、跡部さんいなかったよね?まだ玄関で出迎え中かな?』
「部屋の中をゆっくり見たいけど遅刻したら手塚部長に怒られちゃうから早く行かなきゃ」
部屋に着いたは荷物を置くと急いで多目的ホールに向かった。