第9章 部長シャッフル2回目
2回目の部長シャッフル。
『青学のみんなが他の部長さんといたり、手塚部長が他の学校にいたりするのも少し見慣れたなぁ』
は練習する部員達を見ながら転がってきたボールを拾ったり、練習の様子をノートに記したりしている。
お昼になり午前の練習を終えた部員達がレストランに集まってきた。
が昼食を食べていると隣に跡部がやってきた。
跡部「体調悪いなら無理するな。今日は特に暑い。無理してると倒れるぞ」
跡部はの隣に座る。
「大丈夫です!暑いのはみんな同じですから」
跡部「俺様のインサイトを甘く見るな。の体調なんかスケスケだぜ」
「まだ頑張れます!どうしても無理ならすぐに報告します」
跡部「わかった。あまり無理すんじゃねーぞ」
昼食を食べ終えた跡部は手塚にの事を報告に行った。
跡部と手塚はの事が気になり練習中にそれとなくの様子を伺っている。
休憩時間になりは順番にタオルとドリンクを配っていく。
『もうフラフラじゃねーの』
の様子を見ていた跡部が溜め息をつきながらに近づく。
跡部「もうやめとけ。これ以上は倒れちまう」
「まだ大丈夫です」
跡部「この合宿にマネージャーはしかいないんだ。が倒れたらみんなが困るんだよ」
「すみません…」
跡部「手塚に報告してくるからここで待ってろ」
跡部はを木陰に座らせて手塚の所に向かった。