第8章 ★不二の企み
ドアを開けると手塚が立っていた。
手塚「遅かったな。何かあったのか?」
不二「シャワーを浴びようとしてたところだったんた。まさか裸で出るわけにはいかないでしょ」
手塚「タイミングが悪かった様だな。すまない」
『本当だよ。と楽しんでたのにタイミング悪すぎ』
不二「それより何の用?」
手塚「台風後の安否確認だ。無事ならいい。を見なかったか?部屋のドアをいくらノックしても出てこないんだ」
手塚は心配そうな顔をしている。
不二「なら跡部に送ってもらってエレベーターから降りて部屋に行ったよ。なんか停電でエレベーターに閉じ込められたらしいよ。疲れたって言ってたから寝てるんじゃないかな?」
『これくらいの嘘はいいよね。ほとんど事実だし』
手塚「それを聞いて安心した。明日からも油断せずにいこう」
不二「合宿は始まったばかりだもんね」
不二はドアを閉めると浴衣と下着を脱ぎ捨てベッドに向かった。
不二はに掛けていた布団を剥ぎ取る。
不二「、お待たせ」
不二はまだ硬さを失っていない自身を再び挿入する。
「…んー……うっ…ん…」
不二「待たせちゃった分たくさん可愛がってあげるね」
不二は焦らすようにゆっくりと腰を動かす。
「…っ…ん…」
もどかしい刺激に更なる快感を求めては無意識に腰を揺らしている。
不二「自分から腰を振るなんては厭らしいね。エッチなにはこんな刺激じゃ物足りないよね」
不二はを突き上げながら胸に手を伸ばし胸の突起を指で摘まんだ。
「…んー!…っ………ん……」
不二「中がキュッって締まったよ。気持ちいいんだね」
不二は胸を揉みながら最奥を何度も突き上げる。
「んんっー!」
はタオル越しに絶叫して果てた。
不二「くっ…凄い締め付けだよ。僕も限界だ」
不二は数回腰を揺らして欲望を放った。
不二はの口を塞いでいたタオルを取り、そのタオルでの体の汗を綺麗に拭いた。
不二「部屋に戻った方がいいね。手塚も心配してたし」
不二の言葉に頷いては自分の部屋に戻った。