第16章 サトシの純真
二「…あの。どんだけ持ち上げても、昨日のお代は一円たりともまけませんからね?」
相「おまえ一円たりとも払ってねえだろ!俺だよ、立て替えてんのはっ!!」
松「仕方ないよね。逃がした責任はとってもらわないと」
櫻「捕獲部隊の隊長だったしね(笑)」
ホワイトデー。初めての釣りデート。葉月に、お魚お返しできるように、カタチのあるプレゼント、できるように――…
大「俺、頑張るわ!!」
相「う、うん…?…うん!何かよくわかんないけど、頑張って、リーダー!」
大「おうっ!ガンバル!!」
相「で。ちゃんとお金、払ってね?」
大「…」
シ―――ン…
相「ちょっと。リーダー?」
大「……」
二「あの。とりあえず、目の前の仕事を頑張ったらどうですか。まったく進んでないの、あーただけですからね?」
大「…エ?」
松「うっわ。ホントだ。みごとにマッシロ」
大「あ、相葉ちゃんだって――…」
相「残念でした~。俺半分くらいいってるもんね!喋りながらでも手は―…あれ。翔ちゃんは?」
櫻「ワタシ、トックノ昔ニ終ワタネ」
相「くうぅ~…この、ナゾのアジア人め!優等生かッ!?」
松「どういうツッコミっすか?(笑)」
相「…あ。『欧米かっ!』?」
櫻「いえ。アジアンで合ってます」
松「冷静だ(笑)」
櫻「ワタシ~、生粋ノ“アラシアン”ネ~♪」
相「誰?(笑)」
櫻「北京ベルリンダブリン~♪♪」
松「懐かしい」
ふふふ。また一人でヘンなコント始めた(笑)。