• テキストサイズ

【O】ハートにはハートを。(気象系)

第12章 シラス



「は~…そういうことだったんだ…」
「ホントは『間違えた』って取り替えたかったんだけど、『じゃ、この石なに?』って聞かれたら困るし…」
「…フフ」
「なんか…石渡しただけでもう、告白したみたいな気になっちゃってて…。恥ずかしくて…」

そんなワケで、俺らに会うの、実はちょっと避けてたんだって!チャンチャン!


「ん?じゃあ、俺用のオプションて、ホントは何だったの?」
「えっと…。コレ、です」

葉月がゴソゴソ、引き出しから取り出したのは――…

「お。…え?」

…小さな箱。やっぱり、片手くらいのサイズの。同じようにきれいにラッピングされてる。

「…」

ま、まさか、『石、再び!』とかじゃない、よね…?


「…開けていい?」
「うん」

おそるおそる箱を開けたら、ナントそこには――…



「!」


シ、シラス!?

ピッチピチ跳ねてはなかったけど…。え?これ、シラスだよね??

/ 72ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp