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【O】ハートにはハートを。(気象系)

第9章 違和感と野生の勘



一方、焼肉してた四人は…


櫻「…俺さ、ちょっと気になったんだけど」
松「ん。なに」
櫻「葉月のことなんだけどさぁ」
二「うん」
櫻「昨日さ、本番前にちょっと会って。久々にしゃべったのよ」
松「え、葉月来てたの?」
櫻「うん。他の仕事だったみたいなんだけど。で、『あの枕と同じシリーズの布団一式買ったんだよ~』とかさ。楽しく喋ってたの」
相「うんうん。…エッ!買ったの!?」
二「買いそうだとは思ってたけど…。えらい早かったな(笑)」
松「で?」
櫻「大野さんがフラッと来てさ。…なんか目ぇ細めて、仙人みたいな、五木ひろしみたいな顔で(笑)」
相・松「フフフッ」
二「んで?」
櫻「まあ…フツーに三人でしゃべってたんだけど…」
松「なに?何が気になったの?」
櫻「…聞き間違いじゃなければ、葉月、タメ語だったんだよ」
相・二・松「え?」
櫻「いや、全部じゃないよ?ときどき。『ん?』って」
二「引っかかった、と」
櫻「うん…。それもさ、大野さんに対してだけなんだよ。どうも」
相・二・松「…」
二「えっと。具体的に、どういう…?」
櫻「えっとね…」


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