第8章 初めての朝
「…んじゃ、もっかい、します?」
「…」
「…」
「えええっ!?」
「…」
「~っ~っ~」
「…じょーだんだよ」
「ほっ…」
「や、俺はホントにやってもいいんだけど」
「ごめんなさい!!」
「あ、フラレちった(笑)」
「っ」
「…嘘。ホントに、ジョーダンです。そんな時間もないし」
「…」
「…」
微妙な、沈黙。でも、全然イヤじゃない。
ていうかさ。ホントに記憶ないとか言われてたら、ちょっと、マジでもっかいやってたかもしんないよ?俺。さすがに。それは、さすがに。だって…切なすぎるでしょ!?