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[R-18]娼婦の唄【轟 焦凍】【爆豪 勝己】

第3章 邂逅



















「すずめ!焦凍坊ちゃんの膳の用意は出来た?」
「はい!直ぐに持ってけます!」




それから程なくして
私は"焦凍坊ちゃんの膳の配膳係"に決まりました。
どうにも焦凍坊ちゃんは私の唄う歌が気に入っているらしく、直々の正式なご指名だそうです。
「焦凍坊ちゃん、膳をお持ちしました」
と言っても、毎回歌うわけではありません。
歌ったり、歌わなかったり。
「今日は麦飯と、平目が入ったので平目の煮付け、木の芽を使ったすまし汁です」
配膳をすませると、一言二言、言葉を交わし、私は退室します。
「もう、春か」
「早いですよね。こないだここに来たばかりと思ってたんですが。坊ちゃんも間もなく士官学校ですね」
「…………」
立ち上がり、そうと部屋を退室します。












私がここに買われ 半年が経とうとしていました。
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