第4章 もう受験…え?早いって?…そんな質問は受け付けておりません←
あの事故から時はたち受験シーズン。
因みに私が事故に遭ったのは中学二年生の時だった。
今は幼馴染み(?)であるあの星宮あんずさんと文通をしている。
何故"さん"付けなのかと言うと……
だって原作のヒロインじゃん!
ヤバいじゃん!(語彙力)
あ、手紙ではちゃんとあんずちゃんと書いてる←
「おや?誉、進路でお悩みですか?」
突然背後に立つ渉お兄ちゃん。
「うん……友達はもう決めたって書いてたから……私もそろそろ先生に言わないとなぁ……と」
「ふむ……そうですか……」
そう言って少し考えた後に凄く笑顔になる渉氏
え、なに、怖い←
そして嫌な予感しかない。
「えっと……渉お兄ちゃん……?」
「ふふっ、大丈夫ですよ。私にいい考えがありますから☆」
そう言って軽い足取りで部屋から出ていく渉氏。
待って、本当に嫌な予感しかない。
ほら、絶対流れ的に「私の学校はどうですか☆」みたいな感じになりそうじゃん(圧倒的フラグ)
いや、そんなフラグを折っていくのが私だっ←
徹底的に折ろうじゃないかっ←←