• テキストサイズ

人生、流された方が楽だよね【あんスタ】

第13章 雅楽川、恐怖体験←


「疲れた…」

机に突っ伏して一言呟くとみーくんが困ったように此方を見た。

「堪忍なぁ…お師さん、綺麗なものに目がないんよ…」

「飴ちゃんあげるけんゆるしたって?」みーくんに言われて言われて秒で許したが。←



「怖かった…どんなホラー映像よりも怖かった…」

いくらみーくんで癒されたとはいえあれは怖かった。



遡ること数十分前____

昼休み、みーくんに借りていたミニ裁縫セットを返そうと思い手芸部の部室に向かう。
確か朝に「あ!今日お師さんに教えてもらないかんとこあった!」と言っていたので多分手芸部だろう。

そして目的の手芸部に到着。
扉の前で止まりノックを三回。「すみせーん」と声を掛ければ中から「入りたまえ」と聞こえてきた。

扉をあけて「失礼します」と言って中を見渡せば目的の人物を発見。

「あ!みーくん!借りてたこれ、返そうと思って」
「んぁ?あ!そういえば貸しとったわ!そんなん急がんでもよかったのに…」

私から裁縫セットを受け取って「力になれて良かったわ」と言いながら笑うみーくんは今日も天使です←
/ 51ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp