第8章 魔王って聞くと音楽で習ったやつ思い出すよね…
「Amazing…!!!誉、おはようございます☆」
「お兄ちゃん、もう放課後だよ」←
そう兄(義理)にマジレスする私←
「まぁまぁ!そんなことを言わずに!さぁ!行きましょう…☆」
何時もだが今日はやたらとテンションが高い。
「…何か嫌な予感がする」
そんな私の呟きは兄(義理)の「Amazing☆」と共に出てくる鳩たちの羽ばたきによってかき消される。
「え、てか、何処にむかってるの!?」
「ふふっ、着いてからのお楽しみです…☆」
軽々と私を横抱きして窓から飛び降りるおn…窓から!?
「え!?いや!?窓!そこ窓!window!!!!」
「大丈夫です!さぁ!行きましょう!」
逝きましょう!?こいつ今、逝きましょうって言ったか!?(言ってません。そもそも書いてませんby作者)
「にやぁぁぁぁぁあああぁぁぁあぁ!!!!??!?!」
その日の放課後、夢ノ咲学院の普通科まで私の悲鳴が聞こえたらしい←