第6章 やっぱ第一印象って大事だよね。…てか友達ってどうできるっけ?
うわぁぁぁあぁああぁぁ!!!!!
なんだよっ!?
「何かついてますか?」って質問何!?
うわぁ…私の高校生ライフ終わった…
「んぁ!?あ、ごめんなぁ…見られるのあんまりすきやなかった…?」
「え…」
なんと!
私のあのおかしな質問に引かずに逆に謝ってきてくれただとっ!?
この子良い子だ!←
「い、いえ…その…少し気になって…多分、髪の色…ですよね…」
チラッと見ると申し訳なさそうな顔をして「堪忍なぁ」と謝る彼。
……あれ、まって、この関西弁…どっかで…
「人にじろじろみられるのあんまいい気がせんのはおれが一番わかっとんのになぁ…」
ぶつぶつと呟きだすなにわ男子
ん?何かこんなアーティストいたよね…
ま、いっか←
「あ、名前なんて言うん?おれは影片みかっちゅうねん」
へにゃっとした笑いを溢しながら名前を聞かれる。
むっちゃ可愛い←
って、おい、今影片みかって言ったか
「私は雅楽川誉です。新しくできた…プロデュース科のテストケース?でここに入学しました」
「そうなんやなぁ…あ、なんて呼べばええ?」
「えっと…雅楽川は長いので…普通に名前で構いませんが…」
「そっか!なら誉ちゃん!おれのことも名前でええよ!」
むっちゃ嬉しそう。てか可愛い←
「なんや、教室入ったら皆もうグループできとったし…少し不安やったんよ。話しかけようにもおれ、こんな目しとるし…」
「?そんなに可笑しな目をしてますかね…?」
「え?」
「凄く綺麗な目ですよ?カッコいいですし!」
そう、これは嘘ではない。
え?だってかっこよくない?オッドアイ。
先天性のオッドアイって凄くかっこよくない!!?!?
某バスケットボールアニメの「皇帝の目」とは違ってさぁ!?←
だってあれ覚醒したじゃん!
怖いじゃん!
人間じゃないじゃん!←
「ホンマに…?」
「はい!」
にっこにこの笑顔で返事すれば少し照れて「ありがとう」と言う影片さん。
むっちゃ可愛い(本日三回目)←