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【黒子のバスケ】短編集

第6章 フライトプラン【黄瀬涼太】


ホント……ついてない
誕生日なのに、最低


あたしはきっと恋愛をするなって神様が言ってるんだ




26年間のあたしの恋愛…
ろくなことがなかった



高校に入学してすぐ隣の席のゆかちゃんと仲良くなった。
3か月後ゆかちゃんが好きな人ができたってあたしに相談してくれてずっとその相談に乗ってた


そしたら…
こともあろうにその男の子にあたしは告白された
しかも学園祭のステージから

次の日からのクラスの女子の視線が痛いこと痛いこと

ゆかちゃんは号泣、事情を知った他の友達からはハブられた


あたしはメアドすら交換してなかったのに噂には尾びれ背びれがついて友達の好きな人を知ってて横取りしたビッチになり下がった。


付き合ってないって言っても聞いてもらえなくて結局孤立。


噂が収まるころには他のグループが仲良くしてくれたから高校には居場所があったし部活の友達は仲良くしてくれた


そのあと少しして1つ上の先輩に告白されて付き合い始めて…
半年で振られた


理由は…他の子が好きだから

別にそれは仕方のないことだからいいとしてもその時に言われた言葉が最悪だった

「他の子が好きだけど、彼女がいなくなるのは嫌だから新しい彼女ができるまではまだ彼女でいて」


唖然とした

そんなことを平然と言う人がいるなんて驚きで言葉も出なかった


ここからあたしのろくでもない恋愛遍歴は始まった


友達の紹介で付き合った男

「ヤらせてくんないからもういいや」

1か月で終わった


部活の試合で知り合った他校生

「彼女と喧嘩して勢いで好きって言ったけどやっぱ彼女と戻るわ」

1か月半で終わった



もう彼氏いいや……


そう思ってたから紹介とかも断ってたし合コンもどうしてもの人数合わせだけ参加してた。
連絡先を聞かれたら教えないことはないけど自分からは聞かないし連絡が来ても返さなかった
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