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【黒子のバスケ】短編集

第1章 EMERGENCY 【青峰大輝】


おまけ

「おはようございます」

昨日自分の家に帰るって言ったけど室長が「あんなことあった後で一人にさせたくねぇ」って言ってくれて実際にまだ少し怖かったからお泊りさせてもらってそのまま一緒に出勤したけど昨日の件を説明する為に二人で1課に顔を出してからチームのみんながいるオフィスに室長と一緒に入った



「あ、やっぱ噂ホントじゃん。まぁ噂なんてなくても見れば一発だけど」

「大胆だねー。まぁ両想いなことなんて見てりゃ普通に分かったけど」

「やっとだよねー。室長は恋愛にもプロファイリング使えって感じ」

「室長顔緩みすぎっしょ。デレッデレ」

「しかも服昨日と同じだし。これお泊りコースじゃん」


ねぇこの人たちホントやめて…
いつもは形のないところから答えを導き出すほど鋭いチームの人たちがそもそもそれを目の当たりにして気づかないなんて思ってもいなかったけど普通に会議するみたいに冷静に話すのヤメテ‼


「お前らうるせーぞ。勝手の人の事読むんじゃねぇよ」

「読もうと思ってなくても顔に出し過ぎな」

「それに処理班の奴もめちゃくちゃ楽しそうに話してたし」


恥ずかしすぎ…死にたかったわけじゃないけど、噂なんて恥ずかしすぎる‼


「チッ…人の女で遊ぶんじゃねぇよ」


「あの…あたしやっぱ配置を…」

「ダメだ。お前は俺の目の届くとこにいろ」

「あー。もう逃げれないよ」

「室長って実は独占欲の塊なんだよ」

「しかもすっごいヤキモチ妬きだしねー」

「元カレが出入りする度に目からなんかビーム出てて抹殺するんじゃないかってハラハラしたけどそれも終わりかー」

そうだったの?
あたし相手があの人だったなんて一言も言ってないのに分かっちゃうなんて…

「あ、そーいえば、昨日の騒ぎで室長に渡せなかったって女子たちのチョコそこの箱に全部入ってるよー」

「え…」

「何?知らない訳じゃないでしょ?毎年こうじゃん?」

そんなの知らない
あたしはいつも分析室にいるんだもん全然気づかなかった

「全部お前らで食え。こいつの以外受け取らねぇことにしてるの知ってんだろ」

「でも昨日はもらえなかったっしょ?」




「いや?すっげー甘いの貰った」


「キスしたんだ?」





もうヤダっ‼お願いだから…配置変えて
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