第1章 原因究明からしよう!
(日頃の行いが悪い)エルヴィンは兎も角として、
何故リヴァイ、ハンジ、ミケまでもが軟禁されねば
ならないのか・・・聞きたいのはこっちである。
間違いなくエルヴィンがに何かやったんだとは思うが、
何をやらかしたのかわからないので、彼から事情聴取を
始める事にした。
「で?普通ならチョコレートを喜びそうなだけど、
まさか媚薬でも入れてそれがバレたの?」
「いや、今回は媚薬など入れていないはずだ。
量が多いだけのただのチョコレートだ」
エルヴィンの答えにハンジは眉尻を下げ、
リヴァイとミケが更なる疑問をぶつける。
「なら何でのヤツは怒った?」
「は食べ物の事以外なら滅多に激怒しない。
その例外である食べ物に混ぜ物をしていないとなると・・・
確かに何に怒っているのかわからんな」
ミケも今回エルヴィンが変な薬を混ぜていないのなら、
一体何だというのかと不思議に思っていると
頭の回転が早いハンジが一つの引っ掛かりを覚えたらしく
エルヴィンに詰め寄る。
「・・・ねぇ、『大量の』チョコレートって言ってたけど、
どのくらい用意してたの?」
「ん?そうだな・・・重さではよく覚えていないが、
ざっと一人をチョコレート風呂に入れられるくらいかな?」
その瞬間、部屋の中の空気が凍った。
「・・・・何でそんな大量のチョコを?つーかチョコって
すっごく高いよね?」
ハンジの問いにエルヴィンは笑顔で当たり前のように言い放った。
「何でって・・・トロリとさせたチョコレートをの裸体に
塗ったくって、それを舐め回すからに決まっているだろう?
それをする為なら多少の投資は惜しまない」
ハンジ、リヴァイ、ミケは「やっぱこいつに原因が
あったじゃねぇかっ!!」と絶叫した。