第1章 原因究明からしよう!
あー、それはが激怒するわ。
食べ物で遊ぶような行為は嫌いだし、全裸にされた挙げ句
チョコレートをぶっかけられて舐め回されるって、
一体どんな拷問だよ。
三人は冷たい目でエルヴィンを見つめたが、当の本人は
「それの何がいけない?」とどこ吹く風で話にならない。
エルヴィンはもう放っておいて、何故ハンジ、リヴァイ、
ミケまでもが拘束の憂き目に合っているのかを考え始める。
エルヴィンのとばっちりだけなのか、自分達もの
地雷を踏んでしまっていたのか・・・。
三人はここ最近の自分達の行動を振り返ると
「「「あ」」」
うっかり三者三様思い当たる事案が出てきてしまったので
顔面蒼白になった。
「おい、おまえら心当たりがあったようだな?」
「そういうおまえこそ、声を上げてたって事はあったんだな?」
「あー・・・あの程度の事なのに今回は許してくれないのかなー・・・」
三人は項垂れながらも、情報共有はすべきだと判断し、
それぞれやってしまった事を白状し始める。